森林・山村多面的機能発揮対策について

森林・山村多面的機能発揮対策の概要

 はじめに

 森林は、私たちの暮らしを守り、私たちに潤いを与えてくれる、かけがえのない宝ものです。
 しかし、近ごろ、手入れの行き届かない森林が増え、環境やくらしを守る機能が十分発揮されなくなるのでは、と心配されています。
 そこで、先人が守り育ててきた大切な森林を、地域の人々の力で整備するなどの、森林を活かす活動を支援しようと、平成25年度から、地域活動に国庫交付金を交付する事業が始められました。
 地域の力で、森林の持つ様々な機能を発揮させ、そんな取組をする地域が元気になれば素晴らしいと思いませんか。
 こんな願いで始められたこの事業は、農林水産省の林野庁が所管し、静岡県内では、公益社団法人静岡県緑化推進協会が、県や県内の市、町の協力を得て、交付事務を行っています。

 活動組織について

 この対策において、交付金を受けて森林整備や森林を利用した環境教育などを行う団体を「活動組織」と言います。

 対策は平成25年度から始まり、静岡県内では、平成25年度は、20の市や町で48の団体が交付金を受けましたが、26年度は24市町の66団体、27年度は69団体と増え、平成28年度は61の活動組織が取組を進めています。

 地域協議会について、県や市、町の支援について

 この対策において、「活動組織」の行う事業計画を採択したり、事業実施のための交付金を交付する事務を行う組織を、「地域協議会」と呼びます。
 「地域協議会」の役割
 ・事業実施計画の作成及び国への提出
 ・活動組織の活動計画の審査・取りまとめ
 ・国への交付申請及び実績報告の提出
 ・活動組織の活動の確認、交付金の交付等

 地域協議会は、都道府県ごとに1組織ずつ設置され、静岡県において「地域協議会」を務めるのは公益社団法人静岡県緑化推進協会です。

 また、県や市、町の担当者も、この対策を充実させ、森林整備などを促進させるため、活動組織や地域協議会を支援しています。

 交付金の交付対象になる活動(概要)

 この対策において、交付金の交付対象となる活動は、里山林等の保全管理や、森林資源の利活用活動、森林を利用した森林環境教育、研修活動などです。

 なお、一団体当たり交付金の交付上限額は、年間500万円です。

 また、活動は3年間継続することが条件となっています。

 交付金の交付を受けて活動するには、「活動組織」を設置し、活動計画を策定の上、「地域協議会」の採択を受ける必要があります。

● 交付金の対象となる活動

 ○ 活動計画の作成

 ○ 活動の内容(メニュー)

  ・ 里山林等の景観を維持する活動、放置竹林の伐採活動など(地域環境保全タイプ)

  ・ 広葉樹等の搬出活動、特用林産物の栽培活動など(森林資源利用タイプ)

  ・ 歩道や作業等の作設・改修、鳥獣害防止柵の設置・補修など(森林機能強化タイプ)

  ・ 森林環境教育、研修等の実践活動(教育・研修活動タイプ)

 ○ 活動に必要な資機材の購入

 計画審査や、助言をする委員会について

 国庫交付金を有効かつ適切に活用するため、有識者による対策運営委員会を設置しました。

 この委員会は、活動組織から提出された採択申請書について、内容を審査するとともに、実施上の助言なども行っています。

国が定めた森林・山村多面的機能発揮対策を実施するための要領

地域協議会事務局について

住所 静岡市葵区追手町44-1(静岡県産業経済会館7階)
電話番号 054-273-6987
問合せ対応時間 9:00 〜 16:00  (土日、祝日、金曜日は不在となります)
事務局担当者 高 本  靖 (不在の場合は事務局長:松本までお願いします。)